注文住宅
ていねいな家づくりゆたかな暮らし
「つむぐいえ」の特長
1.素材から一貫して建てる木の家
木の生長サイクルに合わせた家づくり
わたしたちは毎日、木の木目や材質、香りなど、他の職業ではなかなか味わうことのできない環境の中で丸太一本の生命を無駄にしないよう、より多くの材料を作れる様に心がけています。自分が丸太から製材した製品が家になり、何十年も形になって残ることに喜びを感じています。
お客様に喜んでもらえる家をつくるため、自分が家を建てる時の気持ちになって、使用する材木や製品などの見極め、気配りをしています。
無垢材は自然のものなので、いくら乾燥していても、材によっては多少の「曲がり」や「割れ」が発生してしまうことがありますが、それも味として、木の家に暮らすことを楽しんで欲しいです。
国興ホームの木材
国興ホームはグループ会社に田中製材所があることで、性能とお客様の要望を的確にとらえた木材をご提供しています。土台にヒバ、柱には国産のヒノキやスギ、梁と桁にはナチュラルドライ材など、使用箇所にあわせてコストパフォーマンスを考えた材料を使います。
ヒノキ・ヒバは木の揮発性成分の効果が強いため、ダニやカビなどの発生を抑えます。薬品などの特殊な加工をしなくてもシロアリに強いので、国興ホームでは防蟻対策としてシックハウス症候群の原因となる化学物質を使いません。
2.確かな性能をもった住まい
外張り+充填断熱で室内を快適な温度に
外張り断熱工法は、柱や屋根などの家全体の構造体を、断熱材ですっぽり包む工法です。外の気温変化の影響を受けにくいため、少ないエネルギーで室内を快適な温度環境にすることができます。これまでの国興ホームの家づくりは、この外断熱が基本となっていました。 「つむぐいえ」では、さらに木質系断熱材を充填することで、より高い断熱性能を目指します。
ハイブリッド換気システム
※画像はイメージです。実際の空気の流れと異なることがございます。
ハイブリッド(※1)換気システムは、家全体を24時間換気(※2)し、快適な環境にします。 屋外から取り込む空気は、小屋裏で熱交換換気装置の熱交換素子を通して屋内の空気と熱交換した後、床下へ給気され、屋内や壁の間を通り、小屋裏へと送り込まれ、再び熱交換装置を通り外へと排出されます(※3)。 室内の空気の熱を再利用することで、直接外気を取り入れ換気するよりも、少ないエネルギーで快適な温度を保つことができます。
これらの空気の移動により、室内をきれいな空気環境にするだけでなく、壁内・床下・小屋裏を含む建物全体の温度・湿度が調整されるため、部屋間・廊下・洗面室など、各部屋・異なる階層の温度差も少なくなり、不快感が和らぎます。
家の中にいつでも新鮮な空気を取り込むだけでなく、外張り断熱との組み合わせ(国興システム)で、壁内や柱と柱の間にも空気の流れをつくり換気させるので、構造体を長持ちさせます。 また、外壁と断熱材の間は「暖かい空気は上へ・冷たい空気は下へ」という空気の性質や自然の風を利用し、新鮮な空気を送ることができるため、壁内に湿気や熱気がこもるのを防ぎ、外装材を長持ちさせます。 小屋裏に設置する熱交換換気装置などの機械もメンテナンスがしやすい構造になっているため、長くお使いいただけます。
注:ハイブリッド換気システムは冷暖房機器ではありません。
※1:ハイブリッドとは異なる二つ以上の要素の複合・混ぜ合わせてつくるという意味です。
※2:24時間換気は建築基準法で義務付けられています。
※3:室内外の温度差により、熱交換換気と普通換気を、自動で切り替えるモードもしくは手動で切り替えるモードがあります。
国興システムで活かす木造軸組工法
木造軸組工法は、伝統的な木造工法を基にコンクリートの基礎の上に置いた土台と、木製の軸組(柱・梁・桁・筋交いなど)とを組み合わせて骨組みをつくり、金物で補強し耐震性を増した木造工法のひとつです。
湿度の高い日本では、昔から「風通し」のよさを考えた家づくりがなされてきました。昔は周辺の山の木が、住宅に使える身近な材料であったこともあり、木の軸組で建てられる家は弥生時代からその原型が存在しているもいわれています。気候風土に馴染み、現在でも木造住宅の多くに用いられています。もともとは、柱や梁・ぬきだけで支える構造でしたが、現代は柱と梁を筋交いで補強し、壁は構造用合板などで補強した構造です。
木造軸組工法は、柱・梁などの躯体で支える工法であるため、間取りの自由度が高く、増改築のしやすいことも大きなメリットになります。国興ホームでは国興システムによりこれら軸組を常に空気に触れさせ、耐久性を増しています。
さらに、全棟構造計算を行うことで、材木や金物を選定。安心をプラスしています。構造計算では、通常の二階建ての在来木造住宅で行われている壁量計算により、風や地震などの水平の力に加えて、雪や建物の重さなど鉛直に加わる力に対しての安全性も確かめることができます。
モデルハウス
「つむぐいえ」のコンセプトを具現化した建物が2015年新春松本市内にオープンしました。建築家伊礼智氏の手によるその住まいは、高い環境性能を有しながら、四季を通じて心地よくゆたかな暮らしができることを目指した、これからの家づくりの提案でもあります。
※「つむぐいえ」は個人のお客様の購入希望があり、2017年3月にお引越しが完了しているため、自由に見学ができない状態でございます。見学希望でしたら、お客様にお話をして見させて頂く機会を作りますのでお気軽にお声がけください。
プラン
1階平面図
2階平面図
小屋裏平面図
特長
建築家伊礼智設計の心地よい居場所のある空間
見晴らしのよい景観を巧みに取り込む開口計画や、そこかしこに心地よい居場所を設けた設計で、日々の暮らしが愉しくなる住まいを提案します。
定評ある高性能住宅をさらにパワーアップ
外張り断熱やハイブリッド換気システムをはじめとした国興システムが、さらにパワーアップ。木質系断熱材による外張りと付加加熱で、さらなる断熱性能を目指します。
家具や薪ストーブが演出する心地よさ
住まいの心地よい居場所は造作家具や椅子・ソファーなどをしつらえることによりつくられています。そこから見える景色や薪ストーブの炎を楽しみながら過ごすひとときが、いい家を建てた実感を倍増させてくれます。
つながる緑
遠くにアルプスや高ボッチの山々を望み、近くの神社の林を感じながら、それらと一体となった雑木の杜を再現した庭を愉しむことができます。デッキには屋上庭園も用意。借景も含めた植栽計画がゆたかな時間を演出します。
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ピロティ型のガレージと空中庭園のゆたかな"ソト"
車やバイクなどの駐車スペースと玄関ポーチが一体となった空間を用意。ライフスタイルにあわせて様々な用途で使うことができます。ピロティ上部のデッキバルコニーは、テーブルを置けば屋外ダイニングに早変わり。気の置けない仲間達を招きたくなる、そんな住まいの誕生です。
面積・仕上げ
面積
1階床面積 | 54.53㎡(16.50坪) |
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2階床面積 | 55.91㎡(16.91坪) |
小屋裏床面積 | 21.48㎡(06.50坪) |
延床面積 | 168.21㎡(50.89坪) |
おもな外部仕上げ
屋根 | ガルバリウム鋼板 平葺き |
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外壁 | そとん壁 掻き落とし ほか |
雨とい | タニタスタンダード半丸 |
基礎 | ベタ基礎 |
おもな内部仕上げ
床 | 唐松、レッドパイン ほか |
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内壁 | 中霧島 ほか |
天井 | ビーナスコート ほか |
キッチン | 伊礼智標準オリジナルキッチン |
バス | ハーフバスルーム(TOTO) |
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